サイコロの雌雄

あらすじ

サイコロにもオスとメスがあるという話です。

目の配置

  • 広く知られている話だと思いますが、サイコロの向かい合った面の目の数を足すと7になります。つまり、1の反対側は6,2の反対側は5、3の反対側は4になっています。
  • では、このルールだけでサイコロの目の配置は一意に決まるかというとそうではなく、鏡像対象な2通りの配置方法(後述)が存在しています。
  • その2通りの配置方法を、オス・メスと呼んでいます。
  • 逆に言うと、先に述べた「足すと7のルール」に則って居る限り、配置方法は2通りしかありません。

オスメスの違い

  • サイコロの1の目を上に来るように置き、2の目を左側に5の目を右側に来るように向きを変えます。
  • 残りの目は3と4ですが、3の目が見えている(手前側にある)場合が雌サイコロ、4の目が見えている場合が雄サイコロとなります。
  • 一般に正式なサイコロとされているのはメスの方です。
  • 雌サイコロの配置を「一天地六東五西二南三北四」と表現します。

蛇足

  • なぜ「南三北四」がメスで、「南四北三」がオスなのかは解りませんでした。
  • 先日の問題の答えは、展開図を頭の中で組み立てて、上の説明のように置いてみればすぐに解ります。
  • 2と3の目は傾く方向が決まっているらしいのですが、確実な情報を得ることが出来ませんでした。
  • 1を上にして2と3が見えるように置いたときに、2と3の目がV字型になるのが、見た目としては良いような気がするのですが、それが正式であるかどうかは解りませんでした。